主要著書一覧

日本語著書

  • 『CIOのための情報・経営戦略:ITと経営の融合』(2010 年 編著、中央経済社)
  • 『Web マーケティングコンサルタント養成講座』(2008 年 監修、翔泳社)
  • 『mixi と第二世代ネット革命』(2006 年 監修・共著、東洋経済新報社)
  • 『代替品の戦略:攻撃と防衛の定石』(2005 年、東洋経済新報社)
  • 『デジタル時代の経営戦略』(2005 年 監修・共著、メディアセレクト)
  • 『資源ベースの経営戦略論』(翻訳<コリス・モンゴメリー著>、2004 年、東洋経済新報社)
  • 『オープンパートナーシップ経営』(2002 年 共著、PHP)
  • 『製薬・医療産業の未来戦略』(2001 年 共著、東洋経済新報社)
  • 『経営戦略と企業革新』(2001 年 共著、朝倉書店)
  • 『ネットビジネスの経営戦略』(1999 年 共著、日科技連)
  • 『システム仕様の分析学』(翻訳<ウィルソン著>、1999 年、共立出版)
  • 『ERPとビジネス改革』(1998 年 共著、日科技連)
  • 『情報ネットワークの進展と組織革新』(1997 年、産能大学通信教育テキスト)
  • 『グループウェアとは何か』(1997 年 共著、産能大学通信教育テキスト)
  • 『日経ビジネスで学ぶ経営戦略の考え方』(1993 年 共著、日本経済新聞社)
  • 『生産企業の経営』(1990 年 共著、海声社)

日本語学会論文:2000 年以後

  • 「事業形態・独自資源と収益率格差との関係─財務データ分析をふまえた資源ベース戦略論の発展」『経営情報学会誌Vol. 18 No. 2(pp. 113-137)』2009 年
  • 「プラットフォーム製品における「ネットワーク効果」概念の再検討」 『国際CIO 学会ジャーナル Vol.2(pp.5-12)』2008 年
  • 「仕組の過剰自己強化と意図せざる結果:一太郎とWord の攻防を事例とした研究」『経営情報学会誌Vol.15 No.4(pp.51-75)』 2007 年(経営情報学会論文賞)
  • 「ネットビジネスの歴史的構造:情報民主化圧力と市場経済圧力の均衡点としての発展」『組織科学Vol. 41 No.1 (pp.40ー51)』2007 年
  • 「パートナーネットワークは競争優位にどう貢献するか?:ERP パッケージビジネスの事例研究」『経営情報学会誌Vol.15 No.2(pp.39-57)』2006 年
  • 「代替品の戦略:新技術をめぐる攻撃とそれに対する防衛」『組織科学Vol. 39 No.2(pp.54-65)』2005 年
  • 「M. E. Porter の戦略グループ論の批判的発展:3つの「戦略グループ」カテゴリーの提案と「距離」概念の導入」『日本経営システム学会誌Vol.22 No.1(pp.69-78)』2005 年
  • 「産業構造のモジュール化が進んだ業界の競争優位の分析」『経営情報学会誌Vol.13No.2(pp.1-35)』 2004 年(経営情報学会論文賞)
  • 「パーミションメールの効果」『日本経営システム学会誌Vol.22 No.1(pp.69-78)』2005 年
  • 「規格製品のオープン化が関連Web の構造と発達に与える影響:日本のPDA 3規格の関連Web の比較」『経営情報学会誌Vol.20 No.2(pp.1-11)』2004 年
  • 「B2C ネットビジネス差別化におけるネット特徴要因の影響力」『経営情報学会誌Vol.12No.1(pp.33-55)』2003 年
  • 「産業モデルとビジネスモデルの関係:‐ブロードバンドがもたらす情報財の産業モデル変化を事例とした検討」『経営情報学会誌Vol.10 No.3(pp.21-52)』2001 年
  • 「4つの企業間連携:メリットとリスクの検討」『日本経営システム学会誌Vol.18 No.1(pp.25-34)』2001 年
  • 「営利企業におけるオープンソース形態の取り組み:OSS コミュニティとの関係づけとライセンス形態」『オフィスオートメーション学会誌Vol.22 No.2(pp.72-81)』2001 年
  • 「インターネット・プラットフォームビジネスの産業発展への貢献:情報交換・知識化モデルによる事業分類」『経営情報学会誌Vol.9 No.3(pp.67-87)』 2000 年(経営情報学会論文賞)
  • 「「空間市場」化によるビジネス形態変化の分析フレームワーク:製薬・医療産業を事例とした検討」『経営情報学会誌Vol.9 No.2(pp.7-34)』 2000 年

英文著書・ 論文

  • The Strategic Management of Manufacturing Businesses, 3A Corporation1992,co-authored,
  • Contribution of Information Systems to Business Performance as an Embedded Factors ofDifferentiation Mechanism: A Case Study of Seven-Eleven Japan,” Journal of Japan Society for Information and Management, Vol.30, No.3, 2010, co-authored.
  • Differentiation Systems and Meta-systems:Mainteance and Innovation of Business Differentiation Mechanism, Waseda Business & Economic Studies, No.45, 2009.
  • A Time-Series Descriptive Model of Competitive Advantage Trajectory, The InternationalCongress of SSS, 2007, co-authored.
  • Business Model Analysis as a Systems Approach, The First World Congress of the International Federation for Systems Research, 2005.
  • Can CRM Be a Differentiation Strategy?: Pitfalls of Customer Retention Activities, Waseda Business & Economic Studies, No.40, 2005.
  • Internet-Specific Business Strategies Do Not Exist: An Analysis from a Resource-Based Perspective, Waseda Business & Economic Studies, No.39, 2004.
  • Possibility Beyond Customer Relationship Management: From Encirclement to Open Partnership, Waseda Business & Economic Studies, No.38, 2003.
  • Industrial Change by Information Networks, KENSHU (AOTS), NO.157, 2000, pp.12-16.
  • A Reconstruction of the Constitutive Rules of Soft Systems Methodology, Systemist, Vol.17, No.3, 1995, pp.146-156.
  • American and Japanese Contrasts, Technologie and Management, 1994, pp.11l-l19, co-authored.
  • Strategic Management based on Relationship Building, Systemist, Vol.15, No.3, 1993, pp.l67-l73.
  • A Potentiality of Soft Systems Methodology As a Device of Intervention on Strategy formulation, CEMlT92/CECOIA3, 1993.
  • Critique of 'Total Systems Intervention': Ten Questions, Sanno College Bulletin, 1992, pp.89-117.
  • Examination of the Concept of Key Factor For Success From a Systems ThinkingPerspective, M.C.Jackson et all eds., Systems Thinking in Europe, Plenum Press, 1991, pp.l77-182.

主な紀要等論文:2005 年以後

  • 「プラットフォーム間競争における技術「非」決定論のモデル」『早稲田国際経営研究No.41(pp.79-94)』2010 年
  • 「意図せざる結果の原因と類型」『早稲田国際経営研究No.40(pp. 113-123)』2009 年
  • 「電子マネー「WAON」:普及と利便性のためのオープン政策」『早稲田ビジネススクール・レビューVol.11(pp.102-109)』2009 年
  • 「スルガ銀行:リテールに特化した「コンシエルジュ」バンク」Vol.9(pp.94-101)』2009 年
  • 「効率追求と創造性追求のジレンマ」『早稲田ビジネススクール・レビューVol.07(pp.57-60)』2008 年
  • 「差別化を支える仕組とその維持・強化・変革のシステム」『富士通総研Economic Review Vol.12 No.4(pp.4-11)』2008 年
  • 「メタ方法論の憲法的ルール:方法論的相補主義の<自己言及問題>」木島恭一・中條尚子編著『ホリスティック・クリエイティブ・マネジメント』第15 章丸善(pp.267-281)、2007 年
  • 「「見える化」に隠れた「文脈」の重要性」『早稲田ビジネススクール・レビューVol.07(pp.43-49)』2007 年
  • 「競争戦略論の出発点は何であるべきか?:内外融合の戦略論に向かって」『早稲田商学No.407(pp.101-120)』2006 年
  • 「IT によって経営がどう変わる」川辺・嶋村・山本編『成長の持続可能性』第12 章、東洋経済新報社(pp.195-207)、2005 年
  • 「ミッション経営とは何か?」小野『ミッション経営のすすめ』所収、東洋経済新報社(pp.233-251)、2005 年
  • 「競争優位のアウトソーシング―アウトソーシングの3つのジレンマをどう克服するか」『富士通総研Economic Review Vol.9 No.2(pp.4-9)』2005 年
  • 「経営におけるIT の独自性はどこにあるのか?」『アエラムック 経営学がわかる』、朝日新聞社(pp.68-72)、2005 年

研究テーマ

ビジネスモデルの構築方法、プラットフォーム戦略論、IT と経営、ネットビジネス

メッセージ

現実世界で行っていることを説明するだけでなく、実務への行動指針を示唆できる研究をめざしています。しかし、「実務」への関心が理論の軽視につながることは否定すべきで す。「理論なき現実研究は流行への追随、現実研究なき理論は空虚」だと考えています。
ハウツーをめざすのでもなく、机上の抽象論をめざすのでもない参加者を求めています。
言い換えれば、私のゼミは、以下のような「志」をもって運営されています。「志」を持つ人たちとともに、「実践型戦略論」の新しい世界を創り上げていきたいと思います。 ・MBAの資格を授与する以前に、自己成長の機会を提供する。
・大学の「ブランド」ではなく、実質的「ヴァリュー」を提供する。
・「企業内熟練」中心の日本の企業人に、「市場価値」ある人材になる機会を提供する。
・卒業生自身が、このビジネススクールのブランド価値の一層の向上へ貢献していく。